「犬とキャンプ、楽しそうだけど実際どうなの?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
私たちが初めて犬連れでキャンプに出かけたのは、春先の少し肌寒い頃。
準備も不安、犬も不安、だけど…今ではすっかり“また行きたい”と思える体験になりました。
今回は、犬連れキャンプを通じて感じたリアルなメリットと、
これだけは気をつけた方がいいと思った注意点をお伝えします。
🐾 やってよかった!犬連れキャンプの3つの魅力
① 自然の中で犬がのびのびと過ごせる
普段はリードに繋がれて散歩するだけの愛犬が、
草の上を自由に走り回っている姿を見るだけで、来てよかったと思えます。
五感を使って世界を感じる犬にとって、自然は最高の刺激。
クンクンと草の匂いを嗅いだり、風に耳をすませたり…家では見せない表情が見られます。
② 飼い主との距離がぐっと縮まる
普段の生活では、どうしても時間に追われがち。
でもキャンプでは、朝から晩まで犬と一緒に過ごす時間があります。
焚き火の横でまどろむ時間、星空の下で過ごす静かな夜――
そういった瞬間を一緒に過ごすことで、犬との信頼関係がより深まったように感じました。
③ 自分も「自然の一部」だと感じられる
これは犬だけではなく、私たち人間にとっても大きな収穫です。
キャンプ場では、普段の雑音が消え、鳥のさえずりや木の葉の音が耳に届きます。
それを愛犬と一緒に感じていると、「ああ、こういう時間が必要だったんだな」と気づかされます。
⚠️ 注意したいこと&実際にあったこと
① 他のキャンパーへの配慮はマスト
犬が好きな人ばかりではないので、吠えたり飛びかかったりしないように配慮は必須です。
とくに小型犬だと、かわいいと思ってつい近づいてくる人も多いので、飼い主としてのコントロールが重要でした。
② 気温・天候にかなり左右される
人間より地面に近いぶん、犬は寒暖の影響を受けやすいです。
ある夜は気温が下がり、愛犬が震えてしまい、毛布を重ねてなんとか対応しました。
「日中が暖かくても夜は冷える」
これを想定して準備することはとても大切です。
③ 食べ物の管理はシビアに!
うっかりテーブルに置いていた食材をクンクン→パクッとされそうになったことがありました。
人間用の味付きの肉やお菓子は犬にとって危険なこともあります。
飼い主が「管理者モード」でいられることが大切だと痛感しました。
🌿 はじめての人へのアドバイス
- まずは1泊の近場キャンプから始めよう
- サイト選びは「ペットOK明記」がある場所で、リードを外すなら柵で囲ってあるサイト
- 自分たちがリラックスしていないと、犬も落ち着けません
キャンプは「自然を楽しむ」場所でもあり、「愛犬との関係を育てる」場所でもあります。
少しずつ慣れていけば、きっと犬も楽しんでくれるようになりますよ。
📝 まとめ
犬連れキャンプには、ちょっとした準備や気遣いが必要です。
でもそのぶん、得られるものはたくさんあります。
自然の中で、犬と“ただ一緒にいる”時間――
それだけで、私たちは日常のストレスから解き放たれたような気持ちになれました。
「やってみたいけど不安」という人にこそ、ぜひ一度、チャレンジしてみてほしい。
そんな風に思っています。
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